自動車販売店は、営業マンさん共々以下のセールストークを連呼しています。
「補助金ギリギリです!」
「○○(※車種名/グレード名/色)ならまだ間に合います!△△(※競合車名/グレード名/色)ならアウトです!」
この営業活動は、駆け込み需要を後押ししています。
私が管理人を務める新車購入支援mixiコミュ「後悔しない新車購入研究会」(↓)は、ここのところ、補助金目当ての購入相談で大盛況(笑)です。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2750302
(※閲覧にはmixiのIDが必要です。IDをご希望の方は堀宛へメール願います。)
しかし、この営業活動は、高確率で将来需要を減らします。
なぜなら、お客さまは、益々「新車は価格(購入条件)で買うモノ(=コモディティ)」と思うようになるからです。
営業の本質は、「商品の購入判断基準の教示」です。
「安上がりに買えるタイムリミットの今が新車の買い時である」旨の営業活動は、「新車の購入判断基準は価格である」旨お客さまを啓蒙しているのと同義です。
お客さまは、いよいよ「今使っている車の修理が困難/不合理」かつ「購入が安上がり」でないと、新車を買わなくなるでしょう。
この営業活動に疑問を抱く自動車販売店営業マンさんがいらっしゃいます。
Sさんです。
過日、Sさんは、この営業活動を「買い手(お客さま)都合の無視」と解釈し、「今こそ行うべきは売り手と買い手がWin-Winの関係になれる営業活動ではないか」とmixi経由で説いてくださいました。
私は、Sさんの思いに共感と希望を覚えました。
つきましては、今号は号外とさせていただき、Sさんから頂戴したメッセージを以下掲載させていただきたきます。
ご参考になれば幸いです。(礼) 続きを読む