新車販売は、一部の新型車を除いて低迷しています。
その原因の多くが、先月上旬にエコカー購入補助金が打ち切られたことにあるのは言うまでもありません。
たしかに、エコカー購入補助金は、将来需要を先取りしました。
そして、エコカー購入補助金を旨とする営業活動は、「新車は価格(購入条件)で買うモノ(=コモディティ)」と考えるお客さまを増やしました。
しかし、エコカー購入補助金およびエコカー購入補助金を旨とする営業活動に無反応だったお客さまは、決して少なくないはず(というか多かったはず)です。
そのお客さまの内、予算繰りがつかないことを理由に無反応を装った方は少なくなかったとは思いますが、「新車は価格で買うモノ(=コモディティ)」という考えに違和感を抱き、無反応を貫いた方はもっと少なくなかったと思います。
「新車=非コモディティ」と考える優良客に満ちたマーケット。
世の中一般では悲観的に観測されている現状の新車マーケットは、実はこのような解釈が可能です。
あとは、新車マーケットの第一線で頑張る営業マンも「新車=非コモディティ」と考え、お客さま満足の高い営業活動に専心できれば、低迷している新車販売は反転が可能です。
ついては、今号は号外とさせていただき、「新車=非コモディティ」と考え、お客さま満足の高い営業活動に専心するヒントを秘めた私事の他業界事例をお話しいたします。
新車販売の反転を心底希求するあなたさまの参考になれば幸いです。 続きを読む